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Loop Questは、クルーを家族のように大事にする「大家族経営」。
今回は、大家族経営なエピソードを、エリアマネージャーの福田さんにお聞きしました。
profile
福田陸翔
・役職: エリアマネジャー ・入社年度: 2019年4月(新卒入社) ・出身地 : 兵庫県 ・資格 : 柔道整復師 ・趣味 : 温泉、サウナ ・部活 : 柔道 |
極度の人見知りで、何かの病気なんじゃないかと親が心配するレベルでした。
特にきっかけがあったわけではないのですが、中学生になると自然と人前で話すことが恥ずかしくなくなりました。
もしかすると、中学から部活を始めたことが一つのきっかけかもしれません。
中学から柔道を始めたのですが、実は僕の中学の同級生に柔道のオリンピックチャンピオンがいるんですよ!
阿部 一二三(あべ・ひふみ)選手です。
阿部選手は、中学生の頃から全国中学校柔道大会で優勝したり、アジア・ジュニアユース選手権を制したりしていました。
彼との才能の差を見せつけられながらも、自分なりに楽しみながら柔道をしていました。
その後、高校に進学後も柔道は続けましたが、本格的に打ち込むというよりも、それなりに楽しく続けました。
高校では、ずっと勉強をしていましたね。
あるあるなんですが、怪我をして柔道ができない期間が結構ありました。その間、治療を整骨院で柔道整復師の先生や鍼灸師の先生にしていただいていました。治療が身近だったので、そういうところで働きたいなと思い、専門学校に進学しました。
きっと皆さん、良いエピソードがあると思うんですが、僕の場合は「拾っていただいた」という表現が一番近いと思います。実は、就活を全然していなくて、国家試験が終わってから入社先が決まったんです。
というのも、入社予定の院が一応決まっていたんですが、訳あって途中でそこには就職できなくなったんです。そこへの就職がなくなってからも、当時は尖っていたので「整骨院に就職するのもな……」と思い始めて、真面目に就活を再開しなかったんです。でも「流石に、動かないとな」と思って就職先を探して、拾ってくださったのがLoop Questでした。
オラオラ系で、あまり優しいタイプではなかったので、今の僕しか知らない方には「全然、そんなふうには見えない!」と言われます。本当に、会社に入れていただいて、成長できたなと思います。
実は、僕が中学生の頃に、両親が離婚して、半ば失踪するような形で母がいなくなったんです。
その頃から、あまり人を信頼しなくなったんですが、「そういう人生経験があったからこそ、今があるんだ」と社長に教えていただいてから、考え方が変わりました。
元々「母とは絶対に会わない。会いたくもない」と言っていたんですが、社長が僕に向き合って真剣に話してくださったので、入社して1年目の22歳の時に、約10年ぶりに母と再会しました。
唯一の母親を否定しても仕方ないな、と思い直せたんです。今では、時々会えた時は母親とも仲が良いです。
その経験を通して、少しは心の器がでかくなったのかなと思います。
そうですね。社長はいつも「大家族経営だ。社員を家族と同等レベルで愛するんだ」と仰ってくださっていて、その言葉を体現してくださっています。
僕も今、エリアマネージャーをさせてもらっているので、一緒に働いてくれる仲間を家族だと思っています。
自分自身の一番大きな変化は、そういう考え方の変化ですかね。
一番苦しかったのは、院長になったタイミングです。
新店舗の立ち上げに成功し、そこから順調にステップアップして、店舗管理をするようになった途端に上手くいかなくなったんです。もう、全く上手くいかず……。
チームの子からは「辞めたい」と言われてしまい、決められた予算も達成できず……。
それまで、達成しなかった経験があまりなかったので、ずっと達成して・達成して、イケイケだったんです。
それが、自分自身が現場に立つのではなく、管理する立場になった途端に、いきなりできないことばかりが増えて、管理の難しさを痛感しました。
そんな自分の無力さに打ちひしがれていた時期を乗り越えられたのも、社長のおかげでした。
うんともすんともいかない。本当に何も上手くいかなさ過ぎて「僕はダメなんかな……」とまで思ったんです。
でも、社長に相談をさせていただく中で気づけたのは「当時の上司や社長にアドバイスいただいていることを、僕はまだ100%やっていないやん」ということでした。
そう考えていくうちに「自分には、まだ伸び代がある。教えてもらったことを全部やってから、それでも無理だったら、その時に無理だと言おう!」と考えが変わりました。まだできることがあるのに、成果を出さずに逃げるのは違うなと思ったんです。
それから、社内でマネジメントを勉強するための機会を作ってくださっているので、徹底的に勉強をしました。
その後、兵庫から岡山に転勤し、当時赤字だった岡山の店舗の再生を任せていただきました。
僕を信じて再起のチャンスをいただいたので、徹底的にマネジメントを勉強した成果を最大限発揮しようと、とにかくメンバーに向き合いました。
その結果、マネジメントが大成功し、赤字店舗からLoop Questを代表するような売上トップクラスの店舗に育てることができました。
僕にとって、一つの成功事例です。
その経験を通して、苦手だったマネジメントを自分の強みに変えることができました。メンバーに働く楽しさを教えることや、一緒に仲間を作ることは、今では自分の武器になり、9店舗の管理を任せていただいています。また、それだけでなく全社の売上も見させていただいています。
そうですね。学生の頃の僕は本当にちゃらんぽらんで、学校にもあんまり行かないし、出席日数もギリギリでした。
でも、学生時代の友達と話してみると「仕事が楽しくない」とみんな言う中で、僕は仕事が大好きで毎日楽しいんです。
こんなに充実した毎日を過ごせるのは、社長とLoop Questの仲間のおかげです。
人生で初めて、柔道以外で夢中になれるものを見つけることができました。
そのご恩をすごく感じているので、上司にも社長にも成果で恩返ししたいと思っています。